9.最新の不動産事情

2015年11月14日 (土)

建物の傾斜と健康被害

最近は、マンションの杭打ちデータの改ざんによる建物の傾斜についてが話題になっていますが、建物が傾斜するのはマンションだけではありません。
戸建住宅でも一部の地盤が弱いときや、基礎に手抜き工事がある場合、あるいは地震による液状化によっても建物は傾斜し、健康被害をもたらすことがあります。
特に盛土を行った造成地で、地盤が固まらないまま建物を建築すると、地盤が弱い部分に建物が傾斜します。これを不同沈下といいます。
「何だかめまいがして、その理由がわからない。」など、体調がすぐれないときには一度、建物の傾斜を疑ってみることも必要です。
建物が傾斜しているかどうかを計測する機器を水平器あるいは水準器といいます。レーザー式のものやデジタル式のものもありますが、安価なものは1千円から3千円程度で購入できますし、最近ではスマホのアプリも登場しています。

建物の傾斜角度と健康被害の程度をわかりやすく整理した日本建築学会のホームページがありますのでご紹介します。
http://news-sv.aij.or.jp/shien/s2/ekijouka/health/

次の表はこのホームページからの抜粋です。参考にしてください。
Keisya_kenkouhigai_2






2012年11月10日 (土)

建設動向は地価の先行指標

一般財団法人建設物価調査会から民間企業設備投資動向調査(平成24年9月調査)の結果が公表されました。 
平成24年10~12月期における全産業の設備投資(計画)の動向をみると「設備投資額のうち建設投資は同13.0%の減少」となる見込みだそうです。
建設投資額の内訳は、住宅(賃貸住宅・社宅等)が前年比44.5%の減少、事務所・店舗等が同33.7%の減少、工場・倉庫等が同6.7%の減少となっています。事務所ビルは2013年1~3月期についても同36.2%の減少となる見込みです。
私見ですが、新規の事務所ビルは開発に一服感があるようで、当面の供給過剰感は薄れることになりそうです。一方、全産業の設備投資額のうち土地購入費は同107.6%の増加の見込みとなっており、これが開発用地取得だとするといずれ将来には建設投資額が回復することが期待されます。
建設動向は地価の先行指標ですから、地価の回復につながるかどうか注目です。

民間企業設備投資動向調査の結果の詳細は次のサイトでご覧ください。
http://www.kensetu-navi.com/bunseki/minkan/doukou.html