1.不動産鑑定士としてできること

2012年10月15日 (月)

不動産鑑定士としてできること

○○家ではお父さんが亡くなりました。ご遺族はお母さんと長男と長女です。残された財産は自宅と現金(預金)とわずかばかりの株式です。
子供たちは話し合って「自宅はお母さんの単独名義にしよう。そのほかの財産はお母さんも含めて3人で分けよう。」と決めました。
お母さんは言いました。「おまえたちがそれで良いならそうしておくれ。」仲の良い家族にとって円満な相続となりました…。
これは一般によくある相続(遺産分割)のケースです。

ところが、何年も経ってから今度はお母さんが亡くなりました。
自宅に住んでいる長男とすでに嫁いでいる長女が、残された自宅をどうするかを話し合います。

相続人が複数になるときには、遺産分割の話し合いが必要になることがあります。
このケースのように相続された不動産がたった1つ(例えばご自宅)であっても、誰がこの不動産を相続するのかについて話し合いが必要になります。
この財産分けの手続きを遺産分割といい、その話し合いを遺産分割協議といいます。
そして、長男はこのまま自宅に住み続けたいのに、長女は子供の教育費がかさんできてお金が欲しい…そんなときには、まず自宅がいくらの価値があるのかを判定しなければなりません。

もちろん土地や建物が複数あるときには誰がどの財産を相続するのかを決めなければなりません。この場合も、どの土地・建物がそれぞれいくらなのかを決めなければ、公平に財産を分けることができません。

不動産鑑定士はこんなときに土地や建物の値段を判定します。
大切に受け継がれてきたご自宅を売却しなくても、どれだけの価値があるのかがわかれば公平に財産を分けることができます。
相続財産をめぐって兄弟姉妹がケンカしてしまったときに、できればケンカになる前に、どうか当方までご相談ください。
「兄弟姉妹がいつまでも仲良くあるために」…そのために仕事をさせていただきたいと思います。